毛の構造を理解しよう

毛の構造はこうなっているんです

皆さん、人間に毛は何本くらい生えているかご存知ですか?
人間の体毛は、人種や年齢等の個人差はあるものの、およそ500万本程度と言われています。しかしながら、実際に目に見える毛は140万本前後といわれ、約7割の毛は皮膚の中にあって見えていないことになります。

それでは、 まずは、毛の構造を勉強しましょう。
毛の構造のことを多少でも知っていると、カウンセリング時の医師からの説明がよりわかりやすくなります。

毛の構造

毛幹

私たちが普段、「毛」と呼んでいる部分のことで、肌の表面から出て、目にしている部分がこの毛幹です。

毛孔

私たちが普段、「毛穴」と呼んでいる部分のことで、毛が皮膚の表面に出てくる部分で表皮のくぼみです。

毛根

毛幹の延長した部分で、皮膚の中にあるため、普段は見えない部分(皮膚の中にある毛組織全体)です。構造上は毛幹と同じものです。

毛包

毛根全体を取り巻く組織の事で「上部毛包」「中部毛包」「下部毛包」の3つに分かれています。

毛球

毛根の最下部にある部分です。球状に膨らんでいるその形状からこの名称になっています。 毛の発育で最も重要な部分がこの毛球部分になります。毛球で毛母細胞は活発に細胞分裂を繰り返し、上方に移動して毛を伸ばしています。

毛乳頭

毛根の底のくぼみの箇所です。毛乳頭には神経や毛細血管や神経が集中しており、毛乳頭が毛細血管から栄養を取り込んで毛を成長させます。そのため、この毛乳頭及び毛包全体を破壊しない限り、毛を抜いても毛は再び生えてきます。

毛母細胞

毛乳頭の上の部分で、毛乳頭から栄養をもらうことで、毛母細胞が分裂し成長します。この成長により硬化し、うろこ状に伸びて毛孔から毛幹として出現します。したがって、この毛母細胞がある限り、いくら抜いても毛は次々に生えてくるです。永久脱毛は、この毛母細胞を医療レーザー脱毛処理などで破壊する方法です。

立毛筋

自分の意思で動く筋肉ではありませんが、「鳥肌が立つ」のは立毛筋が働いている証拠です。気温等によって、毛を立たせたり寝かせたりする役割を持っています。毛の発生に重要な役割を果たしているという説もあるようです。

皮脂腺

毛穴の中につながっており、皮膚を保護するための皮脂を分泌します。

エクリン腺とアポクリン腺

どちらも汗腺ですが、全身に分布するのがエクリン腺、腋の下や陰部などの特定部位に分布するのがアポクリン腺です。

発毛の仕組みと毛周期について