毛の種類について
毛の種類は大きく分けて2つある
全身の毛は、その太さや長さ、そして直毛なのか波状毛なのかといった見た目による種類とは別に大きく分けて「性毛」と「無性毛」の2つに大別することができます。
体毛とホルモンの関係
体毛の種類の話の前に人間の体毛とホルモンとの関係について説明します。
人間の体毛と性ホルモンの関係は様々で、エストロゲンとプロゲステロンの二つに代表される女性ホルモンと、テストステロンに代表される男性ホルモンがあります。
これらの性ホルモンは、異性に興味を持ったりすることの他に、男性ホルモンには男性型脱毛症や多毛といった性特有のホルモン症状をあらわします。しかしながら、全ての男性がそうか?というとそういう訳ではなく(ハゲていない人もいますし、特に日本人では胸毛の無い人も数多くいます)、各性ホルモンの量や、毛包の男性ホルモン感受性の高低によって異なってくるのです。
男性にも女性の約半分の女性ホルモンが存在し、女性には男性の約10分の1の男性ホルモンを持っているといわれています。しかしながら、前述のホルモン量や感受性等の個人差があるため、性毛の表れ方や成長には個人差があるのです。
性毛(せいもう)
第二次性徴にともなって生えてくる、ワキ毛や陰毛のことです。男性の場合には、アゴの毛や胸毛、スネ毛も性毛です。性毛の特徴は、体臭の発生源であるアポクリン汗腺があることと、毛が総じて太く、生える方向もバラバラで、毛包の組織が強いのが特徴です。 更に、性毛は「両性毛」と「男性毛」に分類されます。
【両性毛】
ワキや陰毛の下部は男女を問わず、性ホルモンの働きに影響されて生えてくると考えられていることから「両性毛」と呼ばれます。
【男性毛】
前頭部や頭頂部の頭髪、髭、胸毛などは、男性ホルモンの影響を受けて濃くなったり薄くなったりするため「男性毛」と呼ばれます。
無性毛
性毛以外のすべての毛のことです。眉毛や睫毛、大部分の頭髪(側頭部・後頭部)は性ホルモンにあまり影響されにくいとされており、無性毛に分類されます。また、四肢の毛も無性毛の部類に入ります。特徴は、性毛とは逆に、毛が細く、生えている方向が一定しているということです。
脱毛に適しているのはどっちのタイプ?
「性毛」は、毛周期が1〜2年と長いため、脱毛も長期間が必要となります。
一方、「無性毛」は、毛周期が短いので短期間で脱毛が終了するため、無性毛の方が脱毛しやすいといえます。
